TOEICで長文問題の最後の列は全部Cを塗りつぶす派だったいっちーです。
そんなぼくも、英会話コーチングスクールの 【PROGRIT(プログリット)】 で速読の正しいトレーニング方法を教わって、TOEIC830点を達成することができました!

この記事では、PRO GRIT直伝の、科学的かつ超具体的なトレーニング方法を皆さんに紹介します。
けっこう大変ですが、確実に力になりますよ!
リスニング力向上にも繋がりますので、変なテクニックを覚える前にまずこのトレーニングをやってみましょう!
Contents
TOEICを解き終えるために必要な読解スピードは150WPM

「WPM」とはWords Per Minute(1分あたりに読むWord数)です。
TOEICを解き終えるためには150WPM、つまり「1分あたり150Word」の読解スピードが必要と言われています。
さて、あなたの読解スピードはどのくらいでしょうか?
読解スピードはどうやって測定するの?
計算式は単純です。
読んだ文章のWord数をかかった時間(分)で割るだけ。
(文章のWord数)÷(読み終えるのにかかった時間)
だだし、読解スピードは文章や単語の難易度で大きく変わってしまいます。
TOEICで高得点を取ることを目標とするなら、TOEICの文章レベルで行うのが1番です。
ぼくの場合、TOEICの長文読解対策のテキストを使って測定しました。

このテキストはPRO GRITの学習コンサルタントに勧めてもらったものです。
TOEICの長文と同レベルの問題が掲載されていて、さらに読み終えるのにかかった時間とWPMの対応表が付いています。

文章番号1を読んで、実際にかかった秒数を測ったらあとはこの表でWPMを確認するだけ。簡単でしょ?
さぁ、あなたの読解スピードはどのくらいでしたでしょうか?
ちなみにぼくは、はじめて測定したときはなんと…84WPMでした。
全然間に合ってない(笑)
TOEIC速読トレーニングの効果

でも、このトレーニング。
そもそもどのくらいやれば効果が出るものでしょうか?
ぼくの場合は、以下のような感じでした。
ほぼ毎日50分✕2ヶ月のトレーニング
⇒読解スピードは90WPM→130WPMへアップ
⇒TOEICは830点達成
けっこう大変でした正直…。
根気のいるトレーニングではありますが、絶対に効果が出ると自信を持って断言できます!
TOEIC速読トレーニングの超具体的なステップ
では1つ1つ説明します。
【step0】テキスト & 音声ファイルを用意
テキストは、TOEICレベルの長文問題が載っているものであれば何でもよいです。
ただ、自分でWPMを出すのが面倒であれば、先ほど紹介した読解特急のテキストには換算表が載っているのでオススメです。
「読解特急2」がシングルパッセージで、「読解特急5」がダブルパッセージの問題が掲載されています。
まずは「読解特急2」をやってみるのがよいでしょう。
また、テキストには音声ファイルのDL先が載っています。
こちらも忘れずDLして再生できるようにしておいてください。
あるいは、「abceed analytics」という英語学習アプリを使うと、無料で音声ファイルがDLできます。

更にテキストも課金すればアプリ上で閲覧できるみたいですね。
紙の本にこだわりがないのであれば、このアプリ上で完結してやるのもアリです。
便利な世の中になったもんだ^^;
【step1】目標スピードを設定する
ぼくの場合、初回は84WPMという衝撃の遅さでした…。
PRO GRITの学習コンサルタントいわく、目指すは150WPMだけど、800点以上目指すなら少なくとも120WPMは必要、とのことでした。
ぼくは120WPM以上になることを目標に進めました。
【step2】本番同様に解く(要時間測定)

文章を1題解いてください。
時間を測るのを忘れずに。
ここで注意ですが、WPMは「文章を読み終わるまでの時間」です。
「問題を解き終えるまでの時間」ではありませんので間違えないようにしてください。
【step3】解説を読み、文法・単語の疑問点をなくす

解き終わったら、解説ページをしっかり確認して、文法・単語をしっかり理解するようにしてください。
【step4】音声を1回聴きながら黙読
次に、音声を聴きながら黙読してください。
このステップ、実は非常に重要です。
なぜなら「音声に合わせて英文を読んでいくと、後戻りできないので、英語の語順で意味をとっていくよい練習になるから」です。
また、この音声は150WPMで読まれているので、このスピードに合わせていくことで自分の読むスピードも底上げされていきます。
1つの目安として、音声ファイルを聴いて、そのスピードで内容がしっかり理解できるようになることを目指すとよいでしょう。
【step5】原文を見ながら音読 x 20回(常に意味を考える)
できるだけ早く、意味を理解しながら音読を繰り返してください。
20回ですよ、20回。
音読することで、返り読みせずに英語の語順で理解する訓練になります。
【step6】黙読で時間を測定
最後に黙読でよいので、時間を再度測ってみてください。
当然内容がわかっているのでWPMは上がります。
ぼくの場合は、84WPM→143WPMになりました。
初見の文章でも、これくらいの速度で読めるようになるのがゴールです。
以上が1サイクルになります。
TOEIC速読トレーニングの重要なポイント
このサイクルを繰り返す訳ですが、このトレーニングには大切なポイントがあります。
【ポイント】テキストを繰り返そう
このテキストは20個の文章が載っています。
全文章に対して上記のサイクルを行ってください。
そして、できればもう1周やってください。
覚えているから意味ないって??
いやいや、大丈夫です。けっこう忘れてるから(笑)
繰り返すことで定着度が段違いで変わりますので、騙されたと思ってぜひやってみてください。
ぼくは2周やって、WPMをグラフにしてみました。

かなり150WPMに近付いてきて、成長具合がわかりますね!
【ポイント】絶対に返り読みしないこと!!
ぼくは大学受験のとき、予備校の教師から、返り読みして読解する方法を教わって慣れていたため、ついつい返り読みしていました。
が、PRO GRITの学習コンサルタントに注意されました。
リスニングでも後戻りすることはできないのだから、出てきた順番で理解するしかないんです。
だから返り読みは絶対にしないでください。
このトレーニングは、返り読みせずに読解するクセを付けるトレーニングでもあります。
TOEIC速読トレーニングがリスニング力upにも直結する理由

リスニングでも、単語を聴いた順番に内容を理解する必要がありますよね。
だからリスニングでも速読のように、早いスピードで文章を理解する能力、つまり速読が必要なんです。
リスニングの場合は耳から、速読の場合は目から入ってくるという違いだけ。
そう考えると、リスニング力を上げるには速読の力も当然必要になります。
まとめ:PRO GRIT直伝の確実な方法です!
このトレーニング方法はPRO GRITで学習コンサルタントから教えてもらいました。
続けるのは大変でしたが、確実に効果が出る優れた学習方法だと思います。
速読力を上げてTOEICを最後まで解き切りたいならぜひチャレンジしてみてくださいね。
ちなみにPRO GRITでは無料カウンセリングもやってます。
カウンセリングでは、学習方法を科学的にレクチャーしてくれるので、受講しないとしても今後の英語学習に役立つと思いますよ〜。
気になった方は行ってみてくださいね。
最近本田圭佑とコラボして宣伝してるので、だいぶ人気みたいですよ〜

以下、ぼくが受講したときのPRO GRITの体験談です。ご参考まで!
【体験談】PROGRIT受講2ヶ月でTOEIC600点代→800点代に上げた最短勉強法!
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